トークバラエティー

トーク中心の番組構成で、ときにはVTRを挟みながらスタジオ撮影が主となるバラエティーです。制作会社が主に行うべきことは、スタジオセットや芸能人の確保、VTRの撮影、スタジオでのトーク撮影などです。

教養バラエティー

専門的な知識を視聴者に提供する番組です。クイズ形式で番組を展開することも少なくありません。提供する情報の信ぴょう性にはかなり気を使う必要があり、しっかりとした下調べ、リサーチが必須です。

音楽バラエティー

アーティストが楽曲を披露する番組です。ダンスパフォーマンスを伴った楽曲など、カメラワークにこだわらないといけないことも多いため、高度な撮影技術が求められます。また、当然ながら音声技術に長けていなければなりません。

情報バラエティー

視聴者が今興味のある事柄について、その好奇心を満足させるべく情報を提供する内容の番組です。コメンテーターや芸能人が意見を交換したり、ロケに出たりして情報を届けます。グルメを中心に構成される番組も少なくありません。時代のトレンドへのアンテナやセンス、ロケに慣れていることも大切です。

演芸バラエティー

漫才やコント、お笑いに特化したバラエティー番組です。人気のある芸人を中心にオファーをしたり、企画から芸人に関わってもらったりといった質を上げる努力が必要です。

体験型バラエティー

様々な新しい対決や体験をしていくのを楽しむバラエティーです。ファンの多いアイドルグループが冠番組として行うことも少なくありません。そのため、アイドルのよさが出るような企画構成力がポイントです。

映像バラエティー

ネットで話題になっている映像を紹介して、出演者とともに楽しむバラエティー番組です。芸能人と視聴者がともにコミュニケーションを取るような番組作りが人気です。

ドキュメンタリー型バラエティー

ドキュメンタリーの形式で恋愛、どっきりなどを娯楽として楽しむ番組です。思いどおりにいかないことも多く、制作にはかなり労力を使うタイプのバラエティーです。スケジュールに余裕のある制作会社が向いています。

対決型バラエティー

スタジオで芸能人同士が対決するのを楽しむバラエティー番組です。クイズやスポーツなどのジャンルが定番です。昔からある形式なので、目新しいものを作ることが重要です。

その他、特番という形で長時間番組を作ることもあります。
バラエティー番組は高度な企画力はもちろん、目的やシーンに合わせて撮影する技術力も必要です。

テレビ局が求める番組内容に応じて、制作会社の得意分野を見極めて依頼する必要があります。何を重視して番組制作を行うかという点は、やるべきことを一覧にすることで明確化できるでしょう。